さんたか

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さんたかの想い

垂水の日本料理店 さんたかの想い

垂水生まれの店主が開いた日本料理店「季と菜と魚と さんたか」。

地元・兵庫にこだわる店主の想いを紹介します。

兵庫で愛される
旬の野菜・魚で美味いもんを

垂水駅から徒歩5分。

福田川の一角にたたずむ「季と菜と魚と さんたか」は、垂水生まれの私が開いた日本料理店です。

天皇陛下(現上皇さま)に料理を提供したこともある父のもと、物心つく頃から板場で遊んでいた私は、18歳から日本料理の道へ。

京都、福岡、横浜の料亭や割烹、ホテルの日本料理店などで修業。

29歳のときに当時の皇太子殿下(現天皇陛下)に料理を提供いたしました。

その後、35歳で故郷 垂水で「季と菜と魚と さんたか」をオープン。

地元での出店にこだわったのは、修行時代に垂水の温さを懐かしく想い、店を出すなら地元がいいと考えたこと。

また、漁師や有機農家として頑張っている同級生の力を借りて、兵庫のうまい食材をどこよりも美味しい料理に高めたいと考えたからです。

地元の方に馴染み深い兵庫の食材を、日本料理の技で、驚きのある料理へとひとひねり。

食通の方にも喜んでいただける、ここにしかない料理をめざし日々精進しております。

当店の料理を通じ、郷土愛を感じていただければ幸いです。

店主 白波瀬 喬士

食材へのこだわり

地元の漁師・有機農家と
郷土愛でつながる

垂水の日本料理店「季と菜と魚と さんたか」では、神戸や明石の市場に毎日足を運ぶだけでなく、地元の漁師や農家から、新鮮な昼網の魚や朝採れ野菜を直接仕入れています。

郷土愛で結ばれた地域の生産者との絆が、さんたかの味を支えているのです。

塩屋の漁師

西村くんと山本くん

私の同級生で鰆(サワラ)の一本釣り漁師として活躍する西村くん。

またその後輩の山本くんも、網漁では鯛やオコゼ、カレイ、海に潜ってサザエやアワビ、さらにはタコも獲ってきてくれる頼もしい漁師たちです。

彼らが毎日昼網の魚を、市場に卸す前に持ってきてくれるから、さんたかでは常に新鮮かつ希少な魚介を入手できているのです。二人に感謝ですね。

神崎郡市川の有機農家

松崎くん

姫路市の北に位置する神崎郡市川町で、合鴨農法を行う稲作をはじめ60~70種類の有機野菜を育てている松崎くん。彼も僕の同級生です。

松崎くんには週1で朝採れ野菜と神崎郡に湧く天然水・千ヶ峰南山名水を持ってきてもらっています。自然の力で育てた有機野菜の美味しさはもちろんのこと、千ヶ峰南山名水は当店の出汁をすっきりキレ良く仕上げるのに欠かせない存在です。

須磨海苔の会社

すまうら水産さん

有明海苔に次ぐ生産量を誇る須磨海苔の生産を手がける「すまうら水産」さん。さんたかではこちらの一番摘み海苔を、特別に生の状態で仕入れさせてもらっています。最上級の一番摘みの生海苔を使ったお吸い物は、お客さまに大変好評。海苔醤油もお酒のあてに大人気です。

兵庫の酒蔵

下村酒造さん・富久錦さん

兵庫を代表する純米酒の酒蔵が下村酒造さんと富久錦さん。私自身が日本酒好きということもあり、酒蔵に直接足を運んでお世話になっています。

さんたかでは日替わりでさまざまな日本酒を仕入れていますが、こちらの酒蔵さんの酒は切らさず仕入れるようにしています。

器へのこだわり

丹波焼と
有田焼のマリアージュ

垂水の日本料理店「季と菜と魚と さんたか」では、白く滑らかな地肌に色鮮やかな絵付けが美しい有田焼と、丹波焼の器を組み合わせています。

上品な有田焼と素朴で力強い丹波焼を組み合わせることで、日本料理の名店で学んだ味を兵庫人好みに仕立てた当店の料理の個性を器でも表現。ここにしかない響きあいをお楽しみください。